伝説のディスクドッグその5 まりん(ラブラドールレトリバー)
昨日突然の悲報が・・・・・
14歳でした。
今回は『まりん(ラブラドールレトリバー)』です。
まりんとは、BBDCが前身のバウンドバウとして高崎の根小屋で活動していた
10数年前からの付き合いにになります。
バウンドバウでは初の女性フリースタイラーとして、
パートナーの清水千春とともに活躍していました。
デビュー間もない頃から、住宅展示場や、市町村のイベントなどの
ディスクドッグショーに多数参加しました。
ディスクドッグショーで育ったチームと言ってもいいくらいです。
女性らしいオリジナリティーあふれるルーティーンは人気とともに高く評価されました。
女性チームの一つの形を作りました。
そのルーティーンは世界でも高く評価されました。
2007年に行われた、USDDN(ケンタッキー州ルイビル)全米選手権では、
見事3位に輝きました。
そして『CHIHARU&MARIN』という名前が世界中で知られることとなりました。
そんなまりんは信じられませんが、ゲームにデビューして最初は、
ラインの小麦粉を食べて終わってしまったゲームが続きました。
ゲーム後に落ち込んでいた彼女のことも知っています。
まりんは、ディスクドッグで活躍している多くのラブラドールレトリバーのように、
フィールドトライアル系の血統ではありませんでした。
走るのも早くなく、ジャンプも得意ではありませんでした。
もともとスーパードッグではない『まりん』をディスクドッグに育て上げ、
チームとしての見せ方を完成させ、“スーパーチーム”として、
世界で活躍するチームに作り上げたことは素晴らしいことです。
国内外にこのチームのファンが沢山いました。
2007年・・・・・
私が初めてに行ったUSDDNワールドファイナル(ケンタッキー)で、
おもいっきり輝いていた『CHIHARU&MARIN』は今でも強烈に心の中にあります。
バウンドバウの初期のころから一緒にやってきた仲間のこのチームが、
アメリカの晴れ舞台で、いつもの曲のイントロが聞こえてきたときには・・・・・
感激してファインダーを覗く目から、涙があふれそうになったのを覚えています。
2006AWI
2007USDDN
2009USDDN
3回のワールドファイナルに参加。
そしてこの世を去る前日までフィールドを走っていた『まりん』でした。
まりんには、ここでは書ききれない思い出がまだまだ沢山あります。
忘れることの出来ない『伝説の犬』です。
2007USDDNにて
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