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2018年3月29日 (木)

フライボールの魅力③

いよいよ最終回になりました。
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ご存知のようにフライボールはチームで行うドッグスポーツです。

レースを走る犬とハンドラーの他に、BOXローダー。

チームによってはレースキャプテン(戦略や指示)、ボールシャガー(ボールを回収)
などもチームメンバーとなっています。

それぞれのメンバーがそれぞれの役割をきっちり果たして、初めて良いレースができます。
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どうしてもレースを走っている犬たちに注目が集まります

でもレースの時はもちろん、日頃のトレーニングの時でも、BOXローダーを始め、
リリーサーー(犬をホールドする人)、プロップを操作する人、タグ係、ビデオ係など
チームスタッフがいます。

レースで走っている犬たちはたくさんのチームメンバーに支えられて走っています。

素敵ですね。



チーム戦ですが個人としての戦いも同時に行っています。

SONYとレースに出るときは、個人として最大のパフォーマンスを引き出すことが大切です。

パッシングに集中⇒リリース⇒パッシングタイムを確認⇒ジャンプ⇒BOXターン⇒ジャンプ⇒ゴールライン⇒タイムの確認。

その間に、SONYを呼ぶタイミング、ゴールラインからの逃げるタイミング、
タグを見せるタイミング、ミスがなかったかの確認。

その時間は約4~5秒。

レースの状況を把握。

すぐ次のヒート(レース)に向けての分析、修正。

チームメンバーとの次のヒートに向けてのコミュニケーション。

つぎのヒートのスタンバイ。

この間数十秒。

そして次のヒートが始まります。

「瞬時の判断力」
「冷静な分析力」
「犬の状態を把握」
「スピードアップに集中」

そしてレース。

犬が走り出します。
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犬の能力とハンドラーの能力を数秒に集約。

何ともエキサイティングなドッグスポーツです。
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そして、タイムという明確な結果が勝敗を決めます。



レース終了後は、戦ったチーム同士が握手をしてそれぞれの健闘を讃えあいます。

私はこのシーンが大好きです。




『究極のレトリーブゲーム』

スピード、スリル、迫力、のドッグスポーツです。


私が感じたフライボールの魅力を思うままに書いてきました。


長文にお付き合いありがとうございました。

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カンタ

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コブラ

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