メリッサ・ヒーター
いよいよUSDDNが始まります。
日本にいながら時差ぼけとなる週末。
体調を整えて、しっかり応援しましょう。
さて、スケジュールを見ると、土曜日の6時から、「Melissa Heeter Memorial Servis」というのがあります。
このUSDDNをつくったメリッサ・ヒーターが、9月17日わずか49歳という若さで亡くなりました。
とても残念で悲しい出来事です。
かねてから具合が悪いと聞いていたので、先日行ったチェコでも、メリッサに送るので、メッセージを書いて欲しいとノートが回って来ました。
私なんかが、メリッサのことを書くのはおこがましいですが、知っている範囲で書きたいと思います。(間違いがあったら指摘してください)
メリッサは、1997年に女性で初のワールドチャンピオンになりました。
彼女は、ディスクドッグというドッグスポーツをいう競技をとても愛していて、これまでに起こった色々な出来事から、プレーヤー自身でルールをつくり、USDDNを立ち上げました。
このルールこそが、日本ではJDDNルールとなり、今、私たちが本気で競技に打ち込める元になっています。
そして、このルールを持ってメリッサ自身が日本、ヨーロッパ、中国と回り、ディスクドッグの普及に大きな影響を与えて来ました。
私たちがヨーロッパに行っても中国に行っても、この共通ルールで戦えるので、安心して海外遠征を楽しむことが出来るのです。
日本にも何度も来日し、私自身、メリッサに初めて会ったのは、2004年のセミナーでした。
一人ひとり丁寧にスローを教えてくれたり、当時、目からうろこの犬にジャンプを教えたりしてくれました。(それまで、犬が勝手にジャンプするのだと思っていました)
その後も北海道セミナー、群馬でのセミナーに参加させてもらって、その度にメリッサの犬を見る目、引き出しの多さにどんどん惹き込まれていきました。
USDDNワールドファイナルでは、海外の選手を自宅に泊めてくれたり、ウェルカムパーティを開いてくれたり、庭でトレーニングをさせてくれ、常にウェルカムな姿勢は、私たちのお手本となっています。
俊介くんがUSチャンピオンになった時も、日本のプレーヤーがワールドチャンピオンになった時も、サプライズプレゼントを用意してくれていました。
ワールドファイナルで日本人の活躍をよく思わないアメリカ人に対しても、常にフェアな行動をとってくれました。
日本人が行っても、ヨーロッパ人が行ってもアジアや南米から行っても外国人が心地よくプレーできるのはメリッサのおかげかもしれません。
そして、本当に人に対して思いやりの深い人でした。
自分のことより人の心配をする人でした。
誰でも一度会えば好きになる彼女でした。
そんな信頼と実績のある彼女ですから、世界中で追悼の意を示したコメントがfaceboook上に流れたのは記憶に新しいと思います
そんな事を思いつつ、ライブストリームで一緒にご冥福を祈ってください。
ありがとうメリッサ・ヒーター
byのぶこ
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コメント
伸子 、ありがとう。
投稿: Yachi | 2016年10月15日 (土) 23時01分