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2015年11月19日 (木)

ベスト・オブ・ブリード(犬種別)ディスクドッグゲーム2015

15日(日)はベストオブブリード(BOB)ディスクドッグゲームでした。

年に1回各犬種別のタイトルを争う、日本で唯一の犬種別選手権です。



私は20年近くディスクドッグを楽しんでいます。

ラブラドールレトリバーに始まり、
エアデールテリア、ビアデットコリー、ウイペット、MIXなどの犬種とやってきました。
自分の好きな犬種でディスクを楽しむというスタンスで行って来ました。
それとともに選んだ犬種も能力を確認、証明するためにも続けて来ました。

ディスクドッグは見て楽しむスポーツでもあります。
いろいろな犬種が見られたほうが見ているギャラリーは面白いと思います。


でも現実はそのようにはなりませんでした。


一時期はボーダーコリーが参加チームの9割以上を占め、
ゲームによっては、ほぼ100%がボーダーコリーというときもありました。

それ自体を否定する気持ちはまったくありません。
競技として当然の進化だと思っています。


今でも
『ディスクドッグ=ボーダーコリー』
というイメージは強いようです。

エアデールテリアやラブラドールレトリバーでディスクをやっている私に、

「ボーダーコリー以外の犬種でもディスクが出来るのですね~」

などと感心されることも時々あります。



USDDNワールドチャンピオンを見てみましょう。

今年のチャンピオンの犬種は『ベルジアンシェパード・マリノア』でした。
去年(2014)と一昨年(2013)は『MIXブリード』でした。

先週行われた、アジアチャンピオンシップでのチャンピオンは、
わずか体重は10kgに満たないMIXの小型犬でした。

この結果を見ても、さまざまな犬種の可能性が見えてきます。



色々な犬種の可能性を追求し、実際にゲームに出てディスクドッグを楽しむ、
というプレーヤーが存在します。

大好きな犬種の作業能力や運動能力の可能性を確認、証明するために、
少数犬種でディスクドッグにチャレンジしている人もいます。

どの犬種を選ぶのかは人それぞれです。
今後、その犬種選びは、今までの既成概念をはずし、
柔軟な発想が必要になるのかもしれません。




話がちょっとずれてしまいました。

今年のBOBは、MIXブリードが一番多く、次がボーダーコリーでした。

少数派のラブラドールレトリバー、ドーベルマンピンシャー、エアデールテリア
オーストアリアンキャトルドッグ、ウィペット、ダッジシェパード、などの参加もありました。

ボーダーコリ-が全参加犬の1/3以下でした。
BOBらしい結果だと思っています。


そして、今年もそれぞれの犬種にそれぞれのチャンピオンが誕生しました。

私自身はいろいろな犬種のディスクドッグが見られてとても楽しかったです。



年に一度の犬種別ディスクドッグゲームBOBが終了しました。

その意義を改めて考えてみました。

そして、大切にしていかなくてはいけない価値のあるゲームだということを再認識しました。

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2015USDDNワールドチャンピオン 
犬種『ベルジアンシェパード・マリノア』のライカ

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2015USDDNワールドファイナルでフェイバレットエンターテーナー受賞の
ジゼルダもMIXブリードでした

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コメント

いつもブログ拝見しております。
仰る通り自分の好きな犬種、縁あって家族となったパートナーと楽しむのもディスクドッグのひとつの楽しみ方ですよね。
見ている方もきっと楽しいと思います。
絶対的な結果に囚われず、無いものを求めず、自分のパートナーの可能性を追求できればと思っています。

投稿: Hiroyan | 2015年11月19日 (木) 14時03分

Hiroyanさん
コメントありがとうございます。

犬種それぞれの犬種特性を理解して、それを生かしてトレーニングして、
自分なりの結果が出たときは達成感がありますよね。

そんな意味で、BOBは私にとって無くてはならないゲームになっています。

投稿: HIRO@管理人 | 2015年11月19日 (木) 22時11分

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