かみ合わない会話
とある温泉地でのこと。
自販機で買った飲み物を、自販機前に設置してあるベンチに座って飲んでいるときのこと。
犬を連れたおじさんが、私の座っているベンチのとなりにに座って来ました。
「となり失礼します」(おじさん)
「あ!どうぞどうぞ」(私)
「イタグレですか?」(私)
「?・・・・・」(おじさん)
「○○です」(おじさん)
犬の名前を教えてくれました。
そのおじさんの連れているのは太ったイタリアングレーハウンドでした。
イタグレと略していったため分からなかったようです。
「あ・・犬種です」(私)
「イタリアングレーハウンドという犬種です」(おじさん)
「イタリアングレーハウンドは・・・・・・」(おじさん得意な表情)
と、おじさんの説明が続きました(結構長い)
イタリアングレーハウンドについてなかなかくわしく、正しい説明でした。
犬に詳しい人なのか?
サイトハウンドが好きなのか?
「ウチにもウィペットがいたんですよ」(私)
「??????」(おじさん)
聞こえなかったのか?
「以前ウィペットを飼っていました」(私)
「?・・・・・?・・・・・」(おじさん)
通じてない。
ウィペットを知らないのか?
会話が成立していません。
そして・・・・・
「暑いですね、お先に」
そういい残してそのおじさんは去っていきました。
良くあることです。
つい突っ込んだ会話をしてしまう私の悪いクセです。
でも、かみ合わない会話もそれはそれで面白いものです。
そのおじさんは自分の飼っているイタリアングレーハウンドのことを勉強して、
愛情をかけているのが伝わって来ました。
温泉地でのちょっとした出来事でした。
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