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2014年10月23日 (木)

USDDN2014報告④

USDDN報告③から続きます。

いよいよいトップ3表彰台を獲得したチームです。



3位 『小西&ライカ』
先代犬のTOA(ベルジアンシェパードマリノア)でもUSDDNワールドファイナルの常連でした。
最高リザルトは、準優勝です。

その後を引き継いだライカはPIDCの全米チャンピオンを2回獲得したり、
海外で活躍しましたが、残念ながらUSDDNでは大きな結果が残せないでいました。
トスフェチのタイムカウントミスなどトラブルがあったり、
USDDNの神様に見放されたようにも見えていました。
実力からすればとっくに表彰台をゲットしてもおかしくないのに・・・です。

今回のUSDNワールドファイナルは、やっと実力どおりの結果がついてきた感じです。
マリノアの身体能力を生かした大きなルーティーン、
そして、プレーヤーのスキルは優勝の可能性も十分あります。

やっと定位置に来た、『小西&ライカ』です。
ワールドチャンピオンを狙えるチームですので、期待しています。

アメリカ滞在中のサポートは、チームジャパン一同感謝しています。
「帰りの検疫書類のことが終わるまではゲームのことは考えられません」
と言っていたとおり、ゲーム直前までみんなのために働いていてくれました。

ありがとうございました。
そして、おめでとうございました。



準優勝 『平井皇介&ジェイク』
3年連続USDDNワールドファイナル準優勝。
すごい記録ではありますが、今年はぜひとも優勝が欲しかったです。

「攻めて攻めて、チャンピオンを狙っていきます」

ミーティングでの彼の言葉です。
その言葉通り、攻めて、攻めて、攻め抜いた、今年のUSDNワールドファイナルでした。
僅差でチャンピオンを逃しましたが、私自身その戦いに酔いしれ、感動をしました。

今回のUSDDNベガの2連覇に立ち向かう、平井皇介&ジェイクがゲームリーダーとなり、
緊張感のある、本気モードのゲームを作ってきました。
その空気感は、重苦しくもあり、どきどき感もあり、期待感をともなった、
なんともいえない素晴らしいものでした。
本気で戦う気迫が起こした空気だと思います。

ジェイクの年齢を考えれば、最もチャンピオンに近い年だったかもしれませんが、
来年チャレンジを続けてワールドチャンピオンに輝いて、ジェイクの花道になれば最高です。

今回の、皇介のチャレンジに敬意を表します。



チャンピオン 『平井寧&ベガ』
2連覇達成の大記録おめでとうございます。
昨年、ワールドチャンピオン達成後もモチベーションが下がることなく、
前に進み続ける姿には、生き様にも似た哲学を感じます。

ミーティングの時でも、2連覇という大記録にもに気負うことなく、リラックスムードでした。
そのリラックスがチームジャパンのメンバーに伝わり、良い結果に結びついたのかもしれません。

ゲームでは、展開を予測して、戦略を立てていく冷静な戦い方には王者の貫禄を感じました。

名だたるビッグネームのチームが成し遂げなかっを2連覇を、
USDDN史上最高ポイントで達成したこのチームは、
今後どうなっていくのか楽しみでいっぱいです。
3連覇、いや4連覇・・・・・。
ベガの年齢を考えたら更なる大記録達成もまったく夢ではありません。

今回のUSDDNワールドファイナルは、いろいろな思いがあったことと思います。
(ここでは書きませんが)
表彰台の真ん中に立って、大きな声で伝えたメッセージはみんなの心を熱い思いにしました。
私の中での今回のUSDDNで、一番感動したシーンでした。
そして、そこには本当にカッコイイYACHIがいました。

2連覇の瞬間に立ち会うことができ、チームジャパンのメンバーと感動の共有が出来たことを
嬉しく思います。

感動をありがとうございました。



以上で2014USDDNワールドファイナルのレポートを終了します。
少しでも現地の様子を伝えられればと思い書きました。
長いお付き合いありがとうございました。

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