ディスクドッグゲームのPAについて考える
ディスクドグゲームに欠かせないものの一つに、
PA(音響設備)があります。
出場順の伝達や、競技中のタイムカウント、会場でのインフォメーションなどに
必要なのはもちろんなのですが、もう一つ大切な役割ががあります。
それは、BGMも含めた音楽での演出になります。
フリースタイルの競技の場合、それぞれのチームが自分の音楽をかけて演技を行います。
犬やチームとのマッチングや、演技のスタイル、プレーヤーの感情表現、
自分にあったテンポ、など他いろいろ考慮して選んでいます。
フリースタイルという競技と音楽は切っても切れない大切なものなのです。
そのときの音のクォリティーがゲームの印象に左右しています。
音質によってプレーヤーのノリが変わってくるのを何度となく経験しています。
音が良いと、気持ちよくプレーできるのでしょう。
それとともにBGMの選曲、MCやオペレーターのクォリティーなども加わって、
ゲーム全体の印象が決まってきます。
では、どんなことが必要なのでしょうか。
※会場に対して音量は適正か?
※クリアな音が出ているか?(音が歪んでいないか)
※MCの声は聞き取りやすいか?
※タイムカウントとのバランスは適正か?
※会場にあったイコライジング(音質調整)が出来ているか?
※機材は正常の作動しているか?
いろいろなことが必要になってきます。
“ただ、音がなっていれば良い”
ということではないのです。
かといって、音楽のコンサートではないので、音が良ければ良いというものではなく、
セッティングの簡易性や、会場内でのスペースユーティリティーも考慮した、
機材の選定が必要です。
イベントのクォリティーを使用機材によって判断されてしまうことも多々あります。
「お!□□のスピーカーを使っているよ」
「△△のシステムだね}
など、ディスクドッグショーのときは、耳にすることがあります。
見ている人はいろいろ見ているのですね。
野外での使用がほとんど、砂埃や雨のときも使用しますので、
室内使用と比べて、メンテナンスも頻繁に必要になってきます。
ベストな状態を維持するために、努力しているPA担当者もいることと思います。
いろいろ書きましたが、
主催者の場合は、プレーヤーの皆さんになるべく良い音を提供して気持ちよく
プレーしてもらいたいと思い、
プレーヤーとして参加している場合は、良い音で気持ちよくプレーできれば最高です。
ディスクドッグゲームでは、オーガナイザーやジャッジのクォリティーの質の高さが、
良いゲームを作り出していることは間違いありません。
それとともに、そのクォリティーを支えているもう一つ大切な柱。
今回はそのPAについて書かせてもらいました。
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