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2014年6月 4日 (水)

「ボンザイ バンザイ」小型犬のディスクドッグ

小型犬の音をアメリカではBONZAI(ボンザイ)と呼びます。
日本の盆栽から来ているようです。

犬種を問わず、小型犬でデイスクドッグにチャレンジしているチームをみると、

「がんばっているな~」
「すごいな~」

と、いつも感心させられます。



今回の四万十ディスクドッグカップで、衝撃の小型犬チームが出場していました。

そのチームは、
『KONISHI MONAMI&ペッパー』

過去の小型犬のフリースタイルとは全く違った考え方で、ルーティーンを作り、
大型犬、中型犬にまっらくく引けをとらない、
ダイナミックでスピード感のある演技をしていました。


もちろんペッパーという犬の、身体能力の高さがあってのことは確かなのですが、
プレーヤーのKONISHIは、小型犬だから○○、小型犬だから△△は□□などの、
既成概念を取り去って、ペッパーという犬を最大限に見せきっていました。
もちろん小型犬であるペッパーに十分配慮をしてのうえことです。




ほとんどの小型犬でフリースタイルをやっているプレーヤーは、
どうしても体の近くの小さなトリックを多用してしまいます。
スロー系のパッシングやセンドアウトも短めのスローになってしまいます。
もちろん私もこれらのことは理解しているつもりです。



私たちがディスクドッグフリースタイルを始めると、
ルーティーンの骨格である、パッシングを作っていきます。
その骨格に、色々なトリックを加えていきます。

骨格が出来ていないのに、肉がついてもバランスがとれません。

その骨格を作るためスローイング&キャッチに時間を使っています。
ようは、ちゃんと走って、ちゃんとキャッチできる犬を作るということです。

ディスクドッグであるいじょう、小型犬も全く同じ発想が必要なのは、
お分かりいただけると思います。



今回の『KONISHI MONAMI&ペッパー』は、
この部分が、中型犬や大型犬にも負けないものを作りこんできていました。
負けないどころか勝っていた部分もありました。

小型犬でディスクドッグにチャレンジしているプレーヤーの方は、
このチームをぜひ一度見てみることをお勧めします。


『KONISHIMONAMI&ペッパー』チームは、今回の四万十カップでは
トップ10というもう少しでUSDDNクオリファイというところまで結果を残してきました。

公式戦わずか2戦目の結果です。


小型犬の可能性を再認識させられた、強烈に印象に残ったチームでした。

「ボンザイ バンザイ!」

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↑KONISHI MONAMI&ペッパー

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