「ボンザイ バンザイ」小型犬のディスクドッグ
小型犬の音をアメリカではBONZAI(ボンザイ)と呼びます。
日本の盆栽から来ているようです。
犬種を問わず、小型犬でデイスクドッグにチャレンジしているチームをみると、
「がんばっているな~」
「すごいな~」
と、いつも感心させられます。
今回の四万十ディスクドッグカップで、衝撃の小型犬チームが出場していました。
そのチームは、
『KONISHI MONAMI&ペッパー』
過去の小型犬のフリースタイルとは全く違った考え方で、ルーティーンを作り、
大型犬、中型犬にまっらくく引けをとらない、
ダイナミックでスピード感のある演技をしていました。
もちろんペッパーという犬の、身体能力の高さがあってのことは確かなのですが、
プレーヤーのKONISHIは、小型犬だから○○、小型犬だから△△は□□などの、
既成概念を取り去って、ペッパーという犬を最大限に見せきっていました。
もちろん小型犬であるペッパーに十分配慮をしてのうえことです。
ほとんどの小型犬でフリースタイルをやっているプレーヤーは、
どうしても体の近くの小さなトリックを多用してしまいます。
スロー系のパッシングやセンドアウトも短めのスローになってしまいます。
もちろん私もこれらのことは理解しているつもりです。
私たちがディスクドッグフリースタイルを始めると、
ルーティーンの骨格である、パッシングを作っていきます。
その骨格に、色々なトリックを加えていきます。
骨格が出来ていないのに、肉がついてもバランスがとれません。
その骨格を作るためスローイング&キャッチに時間を使っています。
ようは、ちゃんと走って、ちゃんとキャッチできる犬を作るということです。
ディスクドッグであるいじょう、小型犬も全く同じ発想が必要なのは、
お分かりいただけると思います。
今回の『KONISHI MONAMI&ペッパー』は、
この部分が、中型犬や大型犬にも負けないものを作りこんできていました。
負けないどころか勝っていた部分もありました。
小型犬でディスクドッグにチャレンジしているプレーヤーの方は、
このチームをぜひ一度見てみることをお勧めします。
『KONISHIMONAMI&ペッパー』チームは、今回の四万十カップでは
トップ10というもう少しでUSDDNクオリファイというところまで結果を残してきました。
公式戦わずか2戦目の結果です。
小型犬の可能性を再認識させられた、強烈に印象に残ったチームでした。
「ボンザイ バンザイ!」
↑KONISHI MONAMI&ペッパー
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