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2014年2月 6日 (木)

家の中で犬と暮らすまでに

私の子供の頃は(昭和30年後半~40年前半)、犬といえば外にいて、
ドッグフードではなく、人間の残り物など餌として与えていました。

稀に座敷犬といわれる小型犬を、家の中で飼っていることもありましたが、
ほんの一部の生活レベルの高い家だけでした。


そんな子供のときに、外国のテレビドラマなどで、大きな犬が家の中で、
家族と共に一緒に生活しているのを見ていました。

「これだ!これがやりたいんだ!」




それから10数年、大学生になっていました。
その大学時代に友人の家へ遊びに行ったとき、家の中に大きな犬が2匹いました。

豪邸に住んでいるお金持ちでもなく、ごく普通の家庭でした。

家の中でフリーに飼われていて、私達の後を着いてくる2匹の犬たちに、
強烈に心を動かされました。

「これだ!これがやりたいんだ!」




またまたそれから10数年。
結婚してしばらくして、家を建てることになりました。

「これが!これがたりたいんだ!」

が、ついに

「これを!これをやるんだ!」

その時がやってきました。

20数年も待ったのですから、その生活が楽しくないわけがありません。

あっという間に、『犬のいる生活』にどっぷり浸かっていきました。





その間にこんなこともありました。

前記のテレビドラマを見て、子供の頃家にいた犬を家の中にいれて飼うとしたら、

「欧米の家は、靴を履いたまま家の中で生活しているので、
 犬を入れてもいいけど、日本は靴を脱ぐ生活だからダメ」

と言われました。
ものすごい説得力で、納得してあきらめました。

今思うと、その時

「犬は汚いから家の中に入れてはダメ」

と、言わなかった私の親も、あっぱれでした。




犬と暮らす生活の中で、今では当たり前にやっているのことが、
夢を持ってチャレンジしないと手に入らなかった時代の話でした。

Photo
↑最初の室内犬 サンク(MIX)

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