赤い男の挑戦②
赤い男の挑戦①の続きです。
その時何が起こったのか?
側転倒立投げを決めて着地のとき右足ふくらはぎの肉ばなれに・・・・・
ギャラリーには分からないが歩くのも困難な状態に・・・・・
そして、そのまま2分間をやりきりました。
その後もキャッチを続けましたが、
ルーティーン終盤の大技、サークルマルチプルからの、
ジャンピングショルダーは回転に力が入らず、
タイミングがずれて惜しくもミス。
このラウンド2ミスで終了。
怪我が無ければ、パーフェクトだったかもしれません。
2ラウンドトス&フェチは氷で冷やして、テーピングをして競技続行。
1日目を終って、11位の好位置に着きました。
しかしこの状態で、翌日の決勝ラウンドは出場できるのか・・・・・?
翌日の決勝ラウンドは危険でもおかしくない状況の中、
痛み止めとテーピングをして出場。
傷みにより動くこともきびしいなかの決勝ラウンドになってしまいました。
そのなかで、できることを全て出し切って終了。(倒立側転投げは封印)
タイムアップと同時にその場でうずくまってしまいました。
そして、やりきって痛みに耐えている笑顔は、なんとも言えない表情でした。
やりきった達成感なのか、安堵感なのか、悔しさなのか複雑な気持ちだったことでしょう。
そして、結果は順位を一つ上げて10位でフィニッシュ。
もしケガが無ければどういう結果になっていたのか分かりませんが、
精一杯の素敵なプレーにみんなが感動していました。
可能性がある限りチャレンジし続ける彼の姿勢が現れた記憶に残るゲームになりました。
彼とは、アメリカ滞在中は同室でした。
ケガの事や、傷みのことでまったく弱音を吐くことも無く、
自分を見失うことなく冷静に行動していました。
精神的にタフな真のスポーツマンであることを感じました。
UCHIDA KATSUMI&HACHI
2013USDDNのチャレンジを忘れる事はありません。
語り継がれる素晴しいチャレンジでした。
お疲れさまでした。
↑決め技のジャンピングショルダー(DTCにて)
| 固定リンク
コメント
特集のように取り上げてもらい,ありがとうございます。
アメリカ滞在中は本当にお世話になりました。
夜遅くまで私の話や質問に答えてくれて
いろいろな話を聞かせてもらえたこと,とても楽しかった。
また,足の故障でいろいろとご迷惑をかけてしまいました。
荷物を運んでもらったり,歩く時もゆっくりゆっくり
私に合わせてもらって・・・気を遣わせてしまったこと。
本当に申し訳なく思っています。
同室で滞在出来て,私も楽な気持ちで生活ができて
大会に向かう姿勢も自然体で臨めました。
これからもいろいろなアドバイスをお願いします。
今回のこの記事を受けて,更にいいプレーをお見せすることで
お返しをしていきたいと思っています。
本当にありがとうございました。
投稿: utchie | 2013年10月28日 (月) 18時12分
utchie さん
アメリカでは楽しい時間をありがとうございました。
けがを早く治してください。
そして進化し続けるUCCHIE&HACHIチームに期待してます。
投稿: ヒロ@管理人 | 2013年10月29日 (火) 20時27分