犬にディスクの取り方を教える
ディスクドッグという競技は、
{”犬がディスクを獲る”競技ではなく”犬にディッスクを獲らせる”競技です。」
と、前々から言ってきました。
犬が勝手にディスクをキャッチしているのではなく、
人間がいろいろなキャッチの仕方を犬に教えて、
犬がそれを覚えてキャッチしているのです。
「ウチの犬は教えていないのに、ディスクを投げたら空中でキャッチしたんです。」
という話は時々聞きます。
でも、それだけではディスクドッグは完成しません。
ヒロズビジョン#3のとき、ジャッジの俊介氏のアドバイスがまさにこのことを、
理論的、具体的に、そして実践的なやり方として伝ええていました。
どういう軌道のディスクをどうキャッチさせるか。
アップサイドダウン(上下逆さまに投げたディスク)をどうキャッチさせるのか。
起こってしまうミススローのチャッチのさせ方など、いろいろです。
それらをしっかりと犬に教えているので、キャッチミスが最小限になり、
エクスキューション(キャッチ率)が上がってくるのです。
偶然ではなく、なるべくしてなっている結果なのです。
実際にトレーニングの内容は、ここに文章で簡単には書けませんが、
機会があったらセミナーなどで聞いてみる事をオススメします。
実はこの方法は、2011年USDDN世界選手権のクオリファイゲームで、
私とマトラのチームが、爆風の中のトス&フェチで、ノーキャッチ続出のなか、
キャッチをさせることが出来たやり方なのです。
今でもギャンブーと爆風の中のゲームでアドバンテージがとれているのも、
この方法をやっている効果が大きいです。
もちろんフリースタイルにも有効な方法なのは言うまでもありません。
あらためて、俊介氏のディスクドッグに対する発想の豊かさを感じます。
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