好きな空間で暮らす
私がその昔インテリアコーディネーターワークスにいた頃、
毎日忙しく、モデルハウスやハウスカタログのインテリアプランニングをしていました。
私の人生の中で、一番忙しかったのは間違えありません。
朝から終電近くまで、毎日働いていました。
カタログの撮影のプランや現場立会い、現場の下見と採寸、
家具やテキスタイル、照明や小物の選定や搬入立会い、
カメラマンやスタイリストとの打ち合わせ、
家具メーカー、照明器具メーカー、のショールームの視察、
インテリアセミナーの助手をしたり、さまざまでした。
今のように情報が無い時代、フランス人の巨匠テレンス・コンランの考え方や、
彼の著書を参考書代わりに勉強をしていました。
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そして時がたち、自分の家を建てるときがきました。
自分の家を建てるときは、100%好きにやりたいと思っていたので、
妻にその旨を伝えると、
「何でもいいよ・・・好きにすれば」
と、なんとも投げやりとも取れる答え。
それでは、好きにさせてもらいましょう。
という事で、思い通りの家を建てさせてもらいました。
ところが、私がプランニングした家を建ててくれるところが、群馬ではなかなか無く、
やっと見つけた業者にお願いしました。
その経緯はまたの機会にするとして、
夜な夜な、プランニングに没頭して、出来上がったのがこれ。
リビングルームにて撮影
表紙は窓で撮影
この写真は、わたしの心の師匠、写真家 岩井猛氏の撮影。
ラブラドールレトリバーのカレンダーの表紙に使ってもらったものです。
モデルは、うちの初代ディスクドッグのタバサです。
いや~部屋がきれいですね~。
ほとんど使わなかった薪ストーブもあります。
床にはワックスがかかってます。
下の写真に写っているのが、現在の床です。
使い込んだ味わいが出ていて、私は今のほうが好きです。
2003年のカレンダーという事は、2002年の夏前の撮影になります。
10年以上前とは、生活のスタイルも変わりました。
犬も増え、音楽活動も復活して(楽器がゴロゴロ)、物も増え今に至る、です。
ちょっと、片付けて見ますかねぇ。
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コメント
ずっと前の事・・・99年頃
嬉しくなります
酒井家の印象は生活感がない。って感じでした。
可愛いタバサの写真を見ると懐かしい~
投稿: ここちん | 2013年3月 8日 (金) 17時57分
ここちん さん
確かに生活感がありませんでしたね。
タバサの出ている本やカレンダーは宝物です。
投稿: Hiro@管理人 | 2013年3月 8日 (金) 19時44分