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2013年3月 1日 (金)

ディスクドッグに向いている

ミナカミドッグスポーツフェスタに向けて、
バルカのトス&フェチ(ディスタンス)のトレーニングを、
3日続けて短時間で行いました。

キャッチは上手いものの、手渡しのリレーの前に、正面からずれるので、
リレーにこだわらず、しっかり手元までレトリーブさせる練習をしました。

問題は、しっかりスピンの効いた20ヤードのミドルスローが投げられるか、
プレーヤーのスローイングにかかってます。
デビュー戦なので、一つでも多くキャッチさせられればと思います。


バルカはもうすぐ9ヶ月になります。
順調に育って、ディスクドッグになりつつあります。
17年ぶりにラブラドールレトリバーを育ててみて感じることは、
今までの他の犬で苦労した、レトリーブが簡単に教えられることです。
さすがレトリバーです。
手元まで持ってきてのドロップも出来てます。
他の犬で経験した、噛んで離さないことはありません。
空中キャッチもすぐ覚えました。
これで、成長と共に体が出来ていけば、ディスタンスドッグとしては完成になります。


「この犬は、ディスクを投げたらとってきたんですよぉ」

「ボールを投げたら取ってきて、次を投げてほしくて足元のボールを離すんですよぉ」

とか、話を聞きます。


初代ディスクドッグのタバサも投げたら取ってきて、足元で離しました。
そんなのは特別な事だと思っていましたが、
まわりにいるラブラドールレトリバーたちを見ていても、
結構ナチュラルにすぐに出来るようになっている犬たちがいます。


ラブラドールレトリバーがディスクにむいているかは分かりませんが、
少なくともレトリーブの能力はディスクを教えていく上で、
役に立っているのは、疑う余地はありません。
過去にラブラドールレトリバーを作出したころには、ディスクドッグなどありませんでした。
思いもよらなかったであろう、想像を超えた能力の使い方になってます。
犬種特性っておもしろいですね。

どうやら、○○はディスクドッグに向いている、
などの話は、キャッチ&レトリーブの能力で判断しているようです。



何年か前、PD(警察犬協会)の集まりで、アデル(エアデールテリア)で、
ディスクドッグの模範演技(デモンストレーション)をやりました。
そのとき模範演技を見たPDの大先輩に、

「エアデールテリアでここまでの、持来欲をよく育てましたね。」

と、褒められました。



私が、ディスクドッグをはじめた15~6年前は、
ボーダコリーは少数派で、ラブラドールレトリバーも多くでていて、
今では見かけないジャーマンシェパードなども出ていました。


ディスクドッグは○○ではないと、や、よい成績を上げるには○○でやらないと。
みたいな、犬種を限定した発言を聞く事があります。

そんな話が出るごとに、あまりにもディスクドッグが、小さい考え方になってしまって、
ちょっと悲しくなってしまいます。

ディスクドッグが大好きで、いろいろな犬種に登場してもらいたいと思っている考え方が、
すでに、少数派の考え方になっているのは実感してます。

でも、このスポーツのの発展には、ディスクドッグの多犬種化は必要と思っています。

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