満点
ディスクドッグの大会で自分の出番も終わり写真を撮っていたら、
隣で写真を撮っている方に質問されました。
確かドグタウンカップだったと思います。
「先ほど出ていた方ですよねぇ?}
私「はいそうです」
「この競技の満点は何点なのですか?」
私「142.5ポイントです。」
「あぁ・・・そうですか・・・」
なんとも歯切れの悪いリアクションです。
満点と聞くと、100点満点、などのきりのいい数字をイメージします。
満点に、小数点以下の数字が登場するのは、
USDDN、JDDNのディスクドッグフリースタイルくらいなものだと思います。
このブログを読んでいる方は、ご存知の方も多いと思いますが、
JDDNルールでは、
1ラウンド フリースタイル→40点満点の1.5倍で60点
2ラウンド トス&フェチ(ディスタンス)→22.5点満点
3ラウンド フリースタイル→40点満点の1.5倍で60点
合計で、142.5ポイントになるわけです。
フィギアスケートを見ていて点数が表示されても、
ルールがよく分からない私は、よい点数なのか悪い点数なのか分かりません。
満点は何点で、どの技が何点になるのかもわかりません。
前の選手と比較して、良かった悪かった位の感覚で見ています。
そんな私が見ていても、カッコイイと思ったり、素敵だと思ったりします。
ルールなんか分からなくても、人を感動させることが出来るのが、
見せるスポーツの本来の姿に思えます。
ディスクドッグも見せるスポーツです。
「満点は何点なのですか?」
と聞いてきたこの人も、ルールは分からなくても、
すごいすごいと感動していました。
ディスクドッグというスポーツの原点を見た気がしました。
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