『ぶらりと中下車の旅』再び
夏に放送された『ぶらりと中下車の旅』が、海外で放映されることになりました。
俳優の石丸謙二郎さんが旅人で、BBフィールドで撮影しました。
旅人が世界チャンピオンのディスクドッグプレイヤーの演技を見て、
体験するというものでした。(当ブログ7/24、7/29、8/10、8/21)
放送されるのは、台湾と香港です。
番組製作のときの私との契約が、”国内の放送に限る”となっていたため
あらためて、放送承諾の連絡がありました。
YOU TUBEなどで簡単に動画を配信したり閲覧したり出来る時代ですが、
放映権、肖像権、著作権などの権利がからんできて、公共性の高いテレビでは、
いちいち契約や承諾が必要になってきます。
さすがメジャーテレビ局なのかはわかりませんが、このへんは徹底して行っています。
私達にとっては、いつどこで自分の映像が使われているのか分かっていることで、
安心感があります。
これは、写真のときも、音楽のときも着いて回るものです。
私の場合、写真の仕事は、出版社との契約のとき、使用権が出版社、著作権は私というのが多かったです。
飼い主に許可を取っての撮影で、犬の写真なので肖像権が絡んでくるものは
ほとんどありません。
ディスクドッグの大会や犬のイベントなどは、申込書に肖像権の承諾書が添付されている
場合がほとんどです。
ディスクドッグショーなどの、人に見てもらうことが前提のものは、肖像権を主張するのことは
必要ありませんが、そのへんは撮った映像を使う側のモラルになってきます。
最近、マスコミの報道によって知識がついた一般の人が、
何かにつけて肖像権を主張したりしています。
「だれもあなたの肖像の権利なんて欲しくありませんよ。」
と、いつも一人で突っ込んでます。
このようないろいろな権利は、使用者の立場から見るとめんどくさいものですが、
自分が作者になってみると、自分の権利を守ってくれるありがたいものになります。
話がそれてしまいましたが、台湾、香港でもディスクドッグをやっている人はもちろんいます。
その人たちが、今回の『ぶらりと中下車の旅』を見てくれたら嬉しいです。
その放送には、世界でも有名なディスクドッグプレーヤー
『ショーン&シャック』が出ています。
こんな展開になるとは思いませんでした。
ちゃんと、一流な内容のものを見せておいて良かったです。
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