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2012年12月31日 (月)

おおみそか

今日は大晦日。
みなさんはどのように過ごされてますか。


今から25~30年くらい前、毎年恒例の大晦日の過ごし方がありました。
それは、地元では当時数少ない有名な高層ビルの前の広場で、
ゲリラパフォーマンスをやっていました。
大晦日の23時頃から集まり始め、新年を迎えて1時ごろまでの2時間位に、
それぞれのパフォーマンスを、好き勝手にやっていました。

私を含め数人のミュージシャンで始めたことですが、
口コミで、アングラ劇団や、前衛音楽家、詩の朗読者など、
年々いろいろなパフォーマーが集まるようになってきました。
他のパフォーマーとのアドリブでのセッションなどに発展したりして、
本当に自由な表現の時間になっていました。

ギャラリーも口コミで年々集まるようになってきて、
ゲリラとしては私の予想を超えた大きなものになってしまいました。



そしておきて破りの、火を使ってのパフォーマンスや、
大きすぎる音を出したりするパフォーマーも出現して、
警察の指導もあり、これ以上は危険と判断して、
5年間やってきたゲリラパフォーマンスは終了しました。


当時私は、ベースを弾くかたわら、笛の製作、演奏を行っていました。
毎年、自作の笛をもって参加してました。

なかでも私の印象的で心に残るパフォーマンスは、
アングラ演劇の役者とフリーで即興のセッションをやったときです。
即興の台詞に即興の音階をぶつけ、即興の旋律に即興の言葉をあびせる、
激しいセッションでした。
相手が誰なのか名前も知らない方との一期一会のパフォーマンスです。
これが、ゲリラでやる大きな魅力で、ゲリラの本質だと思っています。



今では、すぐ警察に連行されてしまうであろう、ゲリラパフォーマンスですが、
路上パフォーマンスがまだまだ市民権を得る前の、
自由な表現を求める表現者のささやかな抵抗だったのかもしれません。

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