犬を飼う前の自動車 その3 オペルレコルトクーペ
前回、三菱のデボネアについて書きましたが、
今回は、デボネアと同じ時期に乗っていた
『オペルレコルトクーペ』
についてです。
1969年製だったと記憶しています。
私は、ドイツ車はあまり乗ったことがありません。
好きな車もたくさんありますが、真面目で、きちんとしたイメージから、
自然に遠のいてしまっていました。
そんな中、同じドイツ車でも、外資系のオペル(GM系)や、ドイツフォードなどは、
親しみやすく、興味がありました。
しかし当時の日本では、オペルはマイナーな自動車メーカーで、
フォルクスワーゲンやメルセデスベンツのように、ビッグディーラーではなく、
東邦モータースが少量を輸入してましが、70年代半ばで輸入が中止されてしまいました。
ようは、輸入しても売れないわけです。
オペルファンとしては、寂しい時代でした。
その後、オペルマンタが東邦モータースによって少量が輸入されましたが、
イスズと関係もあり日本では暗黒の時代でした。
1990年代になって、ヤナセによる輸入が開始されて、
日本でもやっとメジャーなメーカーになりました。
そして、街でもたくさんのオペルを見るようになりました。
「何に乗っているのですか?」
「オペルです」
「???・・・」
以後、上のようなの会話はなくなりました。
私の乗っていたレコルトは珍しいクーペモデルで、4気等1900CCのエンジンでした。
乗って特別面白いわけでもなく、それでいて空きの来ない、
オペルらしい、自動車としての本質が良くできた車でした。
派手ではないけれど、しっかりとしたコンセプトをもって、
実用車のお手本のような自動車作りをしていた、
当時のオペルが大好きでした。
メジャーであれ、マイナーであれ、良いものは良いという事ですかね。
オペルレコルト1900クーペ↑
当時としては珍しい窓枠のないハードトップクーペ
当時の、車たち↑
左から、VOLVO142×2、オペルレコルト、デボネア
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