数が物語る真実
先日ブログ(11/16)で書いた
『みなかみ18湯』の著者である、温泉ライターの小暮 淳のことは、
当ブログを呼んでいる方なら、ご存知の方も多いと思います。
私が犬や、ドッグスポーツが好きなくらい、温泉が好きで、温泉にまつわる伝説や民話、
湯守り(源泉を守る人)、温泉の歴史の研究やなどをライフワークとしている人物です。
私の小学校からの友人でもあります。
昨日、彼にあったときこんな事を言ってました。
「今年は、ついに100温泉地達成です」
ん!・・・100温泉地
最初はその数字の意味が分かりませんでした。
「お~!すごい数だね~」
と答えながら、わたしは色々考えました。
100回を平均してみると、3日に1日は温泉に行っていることになります。
もちろん、日帰り温泉などは行っていないので、含まれません。
温泉マニアの方でもっと行っている方もいるかもしれませんが、
しかし、彼は温泉ライターですから、その間に本や雑誌、新聞の連載などの、
原稿書き、構成などをこなさなくてはなりません。
温泉地を訪れて、その歴史に触れたり、女将さんやご主人の話を、
聞いたりする時間も必要です。
また、カルチャーセンターの課外講習で、生徒さんを連れての温泉講座もあります。
その合間に、テレビやラジオで温泉の話しもしています。
ただ温泉に入ってきました、という話しではありません。
それらを考えると、ほとんど温泉のことで1年が終っていきます。
でも何と幸せの1年なのでしょうか。
1年に数回しか温泉に行かない人が、温泉ツウをとして語ったりしています。
ドッグスポーツの世界でも、同じような人はたくさんいます。
『数が語る真実』
大好きな事に多くの時間と、情熱を注いできている人こそ、本物であると確信しました。
私も、犬のことで1年が終わってしまいますが、犬のことを真剣に楽しんでいられることを、
幸せに感じています。
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