犬を飼う前の自動車 その2 デボネア
犬を飼う前の車選びは、今と違って色々選択ができました。
前回、(当ブログ7/8)の”ルノー16TS”にも書きましたが、
犬を飼う前は、自動車趣味(とくに旧車)に没頭していました。
そんな、犬を飼う前に乗っていた車を紹介していきます。
犬を飼ってからの「犬と自動車」とともにときどき書いていきます。
今回は、
『三菱デボネア』
1970年製?だったと覚えてます。
この形のデボネアは、1964年~1986年の22年間製造さられ、
80年代になって「シーラカンス」と呼ばれていました。
デザインは、アメリカ人のハンス・ブレツナー。
当時の、いかにもアメリカンという、デザインになってます。
5ナンバー枠いっぱいのサイズに、よくぞアメリカンデザインをバランスよくまとめたものと、
感心します。
このデザインが気に入って購入しました。
117クーペやフローリアンもそうであったように、同じ形で長く作られた自動車は、
初期型のほうが、美しいことが多々あります。
このデボネアも同じで、1973年に三角窓の廃止と、
トレードマークであった、L型のテールランプのデザイン変更などがありました。
私の乗っていたのは、L型テールランプ、三角窓つき、
エンジンがSOHCになった、の第二期のもので、
”デボネア・エグゼクティブ”と言われていたものです。
今から30年近く前の、私が20代前半のときに乗っていたので、色々質問されました。
実はデボネアはという車は、三菱グループの重役用に少量生産されていたに過ぎません。
一般のドライバーが、乗っているのは稀でした。
そして、細かいところにまで作りがよくて、さすがVIP用に作られた車という感じでした。
ベンチシートにコラムシフト、細く大きなハンドルにバーグラフ式のメーター、
広い室内に、旧きよき時代のインテリア。
存分に楽しんだ、思い出の一台です。
迫力あるフロント
トレードマークのL型テールランプ
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