犬の見える投げ練②
犬の見える投げ練①では、大会の時の投げ練について書きました。
では日常の投げ練は、どのようにやっていけばいいのでしょうか。
投げ練ぎらいな私が言うのも変な話ですが、色々経験してきたことを書いてみます。
よくやるのが、みんなで輪になって投げあいをする練習です。
スローインの種類を覚えたり、
コントロールをつけるには良い練習だと思います。
でも、やっているうちに楽しくなって、まったく犬のことを、
考えなくなってしまうこともよくあります。
気がつくと、海辺でフリスビーで楽しく遊んでいるような感覚と、変わらなくなっています。
コレでは、目的がちょっとズレてしまってます。
2011年のUSDDNでアメリカに行ったとき、
ティム・ガイヴというスローイングの名手に、
50ヤードをコンスタントに投げられるように言われました。
最高ポイントの40ヤードではなく50ヤードです。
その10ヤードのアドバンテージが、ポイントの安定性につながるという事です。
実際に、マトラで50ヤードのスローを6発連続キャッチさせてました。
これなら40ヤードは余裕です。
Y,H,氏はジグザグの投げ練のとき、投げ込む位置に人に立っててもらい、
右、左、とそのターゲットに投げ込む練習をしていました。
これは、いすでもパイロンでもOKです。
また、センドアウトのスローの練習は、セグメントの流れの中で繰り返しやっていました。
10ヤード、20ヤード、30ヤード、と距離を正確に投げ込む練習などもやっていました。
スピンをもっときかせるスローイングやトスの練習などなどいろいろです。
数を投げるのは、もちろん良いことですが、
上記のように、目的のある投げ練をすることが、大切になってきます。
投げ練のとき、ただ投げるのはなく、
今のスローは、犬がキャッチ出来たかどうか?
投げ出しのとき、犬とのタイミングは合っているか?
何ポイントゾーンまでとどいているのか?
風向きや、風の強弱の対応をが出来ているか?
色々考えてみてください。
今日はこんなに投げ練をやったなど、自己満足になりがちですが、
つねに、犬を意識した投げ練を心がけてください。
| 固定リンク
コメント
投げ練育ちのランブルっ子なので、投げ練大好きです!(o^-^o)
でも犬だしを忘れてしまうこともあるくらい自己満足になりがちなので(^-^;、
意識レベルを上げて、中身のある投げ練を心がけたいと思います!\(^o^)/
投稿: JUNKO | 2012年9月 8日 (土) 21時52分
JUNKOさん
ランブルの方々は、本当に投げ練大好きですね。
最近のBBDCも、けっこう投げ練好きです。
投げ練をやっていると、ナチュラルハイ状態になるのか、
気持ちよくなって続けてしまう感じですかねえ。
私も目的を明確にして、投げ練していこうと思います。
投稿: Hiro@管理人 | 2012年9月 8日 (土) 22時10分