犬作り
昨日は、ディスクドッグゲーム「ランブルドッグス・フリースタイルチャンピオンズ」を観戦。
今回は、私はゲームに出ないので見学のみ。
スローイングのスキルや、ルーティーンは
メジャーゲームのチャンピオンが4組もいますので,レベルも高く見ごたえ充分です。
見学と言うことなので、何かを得て帰ろうと、注意深く、犬を観察してました。
今回は、犬を中心に、フリースタイルと言うものを見てきました。
あらためて思ったのが、『犬作りの重要性』ということです。
犬は物ではないので、犬作りという表現は適切ではないかもしれませんが、
育てるのではなく、作りこんでいく感覚なので、この表現を使います。
私は、マトラと世界を目指そうと思ったときに。色々勉強したことですが、
もっともっと、バウンドバウのクラブの人に伝えていかなくてはと思いました。
どうしても、ディスクドッグというスポーツを始めると、
スローイングの練習や、トリックや技の練習に時間をかけます。
もちろん、これらの練習はとても大切で、日々、トレーニングが必要です。
そして、投げたディスクをキャッチするのは、自分で育てた自分の犬です。
その、ディスクドッグの主役の犬をどう作っていくのかが、大切なのは分かりますよね。
私たちのやっている、フリースタイルという競技は、
1ラウンド 2分間のフリースタイル
2ラウンド 1分30秒のトス&フェチ(ディスタンス)
3ラウンド 2分間のフリースタイル
の、3ラウンドを戦います。
どのくらいの運動量になっているのか、データを取るのが好きな私は、
VTRを身ながら検証してみました。
分かりやすい、2ラウンドトス&フェチ。
大体のティームは6スローです。多少のオーバーランを入れて1スロー80メートル位です。
80m×6スロー=480m
フリースタイルは大体1ラウンド200mくらい走ります。
そして、約25~30回のジャンプキャッチを行います。(ジャンプでない場合もあり)
さらに、プレルーティーンもありますので、
チャッチの数以上のストップ&ゴーを繰り返します。
これを、2ラウンドやります。
まとめると、
●走る距離 約600~1000m(全力疾走)
●ジャンプ約30回(トス&フェチ含む)
●キャッチ約35回(トス&フェチ含む)
●STOP&GO約40回(トス&フェチ含む)
どうですか?
結構犬にとって、ハードなスポーツという事がわかりますよね。
では、『犬作り』の話に戻ります。
詳しくは、とてもここでは書ききれませんが、その考え方を書きます。
犬作りには、フィジカル(肉体的)な部分と、メンタル(精神的)な部分の、
二つから成り立っています。
フィジカルなこと
バランスの取れた筋力トレーニングや餌の管理などですが、
四足のバランス感覚や、ジャンプの姿勢制御や着地などさまざまです。
日々のトレーニング方法を含め、間違った方法で行うと、
いぬにダメージが及ぶことなので、きちんと勉強することをオススメします。
私も、まだまだ勉強中です。
メンタルなこと
犬の集中力が続かない場合など見ますが、
さまざまな原因がありますが、結構フィジカルな部分から来ている場合もあります。
前にも書いたように、フリースタイルのゲームはかなりハードです。
ドライブが下がったとき、メンタルな問題としてだけではなく、
フィジカルの面も観察してみてください。
もちろん、この話は、ディスクをやっている犬が前提です。
今回の大会で見た、ジェイクやベガのような鍛えぬかれたアスリートドッグは、
力強い美しい容姿と、強いメンタルをもち、見ている人を引き込む魅力を持っていました。
犬が主役のディスクドッグ。
あらためて『犬作り』は大切と、強く感じました。
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コメント
犬と一緒に何かやれるって素晴らしいですね
投稿: よし@勉強法 | 2012年8月24日 (金) 02時54分