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2012年7月11日 (水)

小暮 淳の新刊 グラビア撮影In猿が京温泉

『本館の横にある、急な74段の階段を下りてゆくと、
 突然、池のような大きな露天風呂が、目の前に姿を現しました。
 そこは、源泉温度55度を誇る、湯元長生館大露天風呂です。』

と、温泉ライター小暮 淳のような書き出しで始まりにしてみました(笑)。

先週に続いて、小暮 淳の新刊のグラビア撮影。
昨日より泊り込みで、猿ヶ京温泉にいっていました。

いよいよ今回の撮影と取材で、9ヶ月に及ぶ、全36軒の温泉地での作業は全て終了。
これからは、印刷に向けての追い込み作業に入ります。

私の撮影は、日没前後の1時間と、翌朝、日の出前後の1時間、

天気にも恵まれました。

夕方のシーンは、ライトが反射した露天風呂と遠くの山も日暮れが、
朝のシーンは、露天風呂から湯煙が上がって、幻想的。
夕方、朝ともに、ドラマチックな写真になってます。
先日の、表紙と共にご期待ください。



露天風呂入り口に、飲泉所が在りましたので、撮影前に飲んでみました。
そしてふと、思いました。

飲んでいるのはちょっとだけで、ほとんどが川に流れていってしまいます。

「もったいないな~」

と、私が言うと、
撮影に同行していた、温泉ライターの小暮 淳がこんな事を言いました。

「マグマによって温められた水が地上に噴出し温泉になり、川に流れ、海に流れ込み
 雲になり、雨となって地上に降り、地下に浸透し、マグマに温められてまた温泉になる。」

この間20~50年位だそうです。

ものすごい時間をかけて、戻ってくるわけです。
その、長い、長い、時間の中のちょっとだけ流れを止めて、
お湯を溜めたのが、温泉です。

自然界の輪廻転生を、ちょっとだけ人間のために使わせてもらっている感じです。


飲泉から、壮大な話の展開になりました。

この後、撮影しながら、この続きの、壮大なる温泉話で盛り上がりました。

その夜は、お決まりの温泉&宴会でした。

   P.S. 本の発売日は、9月15日 予定です。

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コメント

仕事とはいえ、いいですね。温泉三昧。

私も温泉が大好きで草津、伊香保、水上、四万はもちろん小さい温泉地

もよく出掛けていきます。群馬が好きなのはいい温泉が沢山あるから

でしょうね。  日帰り温泉も充実してていいんですけど、

本来は宿泊して、宿のゆかたで温泉街を下駄で散策・・・

もちろん、宿の手ぬぐいは、ねじりはちまきですかね~。

投稿: BO-merry | 2012年7月11日 (水) 17時03分

コメントPART2

石畳の上にそぞろ歩く下駄の音が二つ。 もちろん女性・・・

男二人では話しになりません。  半歩下がってついてくる小柄な女性の

ゆかたの帯の背中の結び目には、涼しそうな朝顔の描かれたうちわ。

しゃぼんの香りを残しつつ半歩下がってついてくる小柄な女性・・・

これが温泉街の石畳に絵となるのです。

コメントPART2

投稿: BO-merry | 2012年7月11日 (水) 21時27分

BO-merryさん
温泉も専門家と行くと、また別の楽しみ方があります。
温泉も、少し詳しくなりました。
PART2は、映画の世界ですね。

投稿: Hiro@管理人 | 2012年7月12日 (木) 00時16分

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