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2012年6月19日 (火)

情熱の作文

今からもう、15年以上前の話になります。

その頃の私は、自動車のデザインや,歴史を研究するのが趣味でした。
もちろん、今も大好きですが、実際は犬のことばっかりになってしまってますが・・・。

私の大好きな、デザイナーに

『ジョバンニ・ミケロッティー』という人がいます。

日本では、60年代の、日野コンテッサ1300のデザインで有名ですね。
その名前の由来どうり(イタリア語で伯爵夫人という意味)スマートで
気品の高いデザインです。
もちろん、コンテッサ大好きです。
トライアンフの、一連の車のデザインで、ご存知の方も多いいと思います。

 

話を15年前に戻します。

当時、自動車雑誌を毎月たくさん買ってました。
その一冊のなかに、(たしかロード&トラック日本版というマニアックな本)

『リライアントシミターSS』のモニター募集の記事を見つけました。
(1年間の無料貸与)

この、『リライアントシミターSS』こそ
ミケロッティーの遺作となった、最後の作品なのです。

英国の少量生産の、リライアントというメーカーにも興味がありました。



よ~し、コレは是が非でも、申し込まなくては!!!!!。

応募方法は、リライアントシミターSSについての作文でした。


作文など小学校以来、書いたことなんてありません。
それも、だいの苦手ときています。

でも書きましたよ。熱く、熱く、そして情熱をこめて。

ミケロティーの遺作について・・・・・!

デザインのことや、
この最後の作品の途中で、無念にも、他界してしまったこと。
そして、この遺作の発売に、こぎ着けるまでのドラマを。
いまなぜ、この車なのかということ。


そして、出来上がった作文は、涙と感動の最高の出来でした。(自画自賛)




それから数日後、

「最終選考の4人に選ばれましたので、面接をしますから出版社に来てください」

と連絡がありました。

もう、ウハウハ~!、デヘデヘ~!です。



面接の前日、美容院へ行き、リライアントシミターのイメージにあった、ライトな髪型にして
当日は、ミケロッティーに敬意を表して、イタリアンカジュアルなファッションに身を包み
東京の出版社の出かけていきました。





それではお待たせしました。結果は・・・・・


『残念でした~。』


ゲットしたのは、千葉の30代後半の男性でした。

その選ばれた理由は

「独身の頃、英国製オープンスポーツカー(MGB)に乗っていて、結婚して子供が出来、
今は、ファミリーカーしか乗れなくなってしまった。あの頃の夢を、もう一度この手に。」

みたいな話でした。
 

 

熱く、熱く語った、天才イタリア人デザイナーの、命をかけた芸術の話よりも、
どこにでも転がっている、お涙ちょうだいの、ど演歌の世界に軍配が上がったわけです。


今となっては、自動車趣味に没頭してた頃の、いい思い出です。


↓リライアントシミターSS

Photo

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コメント

夢の車ってありますよね。

僕は、「フェアレディZ」です。

小学生のときに、はじめてみて衝撃を受け、おおきくなったら絶対これに乗ってやるーと
固く誓いました。

もちろん初代のやつです。

投稿: Spinach | 2012年6月20日 (水) 11時44分

Spinach さん
初代フェアレディーZ
S30とよばれているやつですね。

わたしが小学6年のとき、近所の医者のガレージに
フォードタウナスと並んで
ピカピカの新車の、フェアレディーZが置いてありました。
これが日本の車かと、感動したのを覚えてます。

投稿: Hiro@管理人 | 2012年6月20日 (水) 12時20分

リライアントシミターSS初めて知りました。
主人に写真を見せましたが、知らなかったそうです。

hiroさんの車の話たまりませんね~。
これからも楽しみにしています。
ちなみに私の夢の車は、カルマンギアでした。
しかし、免許をとって初めて乗った車はGOLFⅠです。
いまでは懐かしい三角窓がついてました。

投稿: ジュニママ | 2012年6月22日 (金) 23時02分

ジュニママ さん
世界中には、まだまだ変な車がありますよ~。
私の気に入ったのを、紹介していきます。
リライアントシミターSSも、
日産の1800ccターボエンジンを積んだのもありました。
日産がエンジンを供給していたとは、おどろきです。

ゴルフⅠなつかしいですね。カルマンギアもデザインの話をすると
夜が明けてしまうくらい、美しいですね。
車ネタに食いついてくれて嬉しいです。

投稿: Hiro@管理人 | 2012年6月22日 (金) 23時31分

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